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アクティブ・アドレッシング
アクティブ・アドレッシング
STN液晶ではコントラスト比と応答スピードがトレードオフの関係に
あり、画質を上げる際のネックとなっていた。
そこで従来用いてきた単
純に上から下への線順次走査に代わって、複数の走査線を同時に選択し
てコントラストを改善する試みが行われてきた。
それをさらに発展させ
た形として米イン・フォーカス・システムズ社(InFocusSystems、hc.)か
ら1992年に発表されたものが、アクティブ・アドレシングと呼ばれる方
式である。
この方式において、すべての行電極には−1あるいは+1から成るウ
ォルシュ関数に従った任意の行マトリクス値を重複しないように順次印
加していく。
そしてこの行マトリクスと列電極表示値のマトリクス演算
からある画素に対応する列関数を求め、その値をアナログ列ドライバか
ら列電極に出力する。
言わば大きな走査線選択パルスを一回加えるよりも、小さなパルスの
集合に分解することによりコントラスト比を上げるものである。
同社で
はこの方式で応答50ms、コントラスト40:1のカラーSTNパネルを実硯した。




